火災報知器2

うちに来た管理会社さんの社員のどの名刺に掛けてもダメ。

仕方ないから今は埼玉県に転勤になった少しえらい人の所へ

すると繋がった

わかりました。まだ9時前でみんな出社前なんでしょう。

早速手配します。

大急ぎでマンションに引き返す

消防士さんの説明を聞く。

非常ベルで以上の印が出ているのは2階です

2階で開かないのはこの部屋だけです。

ドアは空かないですが窓の鍵が掛かっていなかったので

そこから確認に行きます。

あれ?この消防士さん知ってるよ。

小中学校の同級生の彼だ。

同窓会の時冗談のつもりで署長だって?と言ったら

静かに頷いた彼だ。

寝てたのかよー?

違うよ、管理会社に連絡してたんだ。

すっげえ立派になったよな

窓をぶち破ったりする必要がなくて

ホッとする。

消防士さんのうちの1人が部屋の中から開錠してくれた

家主立ち合いの元、入室する。

押入れの中まで入念にチェック

別に異常はなかった。

施錠がなかったのも、ちょっと近場に買い物でも行ってるのかも

という感じだった。

確認が終わって部屋から出る。

結局何が原因だったのかわからなかった。

水蒸気でもなる事がありますと言っていた

それはチビの部屋のアースレッドで一昨日経験済みだ。

まさか、あれがこれにつながるとは思わなかった。

つながってないか。

ドアの鍵は閉まってた。ここを開けとくのはまずい。

施錠して外から出てください。

と彼が言う。

消防士さんの一人がそうする。

これなら、自分の留守中にみんなが部屋の中にぞろぞろ入ったなんて

居住者さんは想像もつかないな。

もし、居住者さんが何か言ってきたら、説明しておいてください

彼が僕に言った。

地上駐車場から2段梯子が掛けられていた

消防士さんが降りて撤収作業をしていた。

1階に降りて友達の彼が非常ベルの所へ行く。

では、切ります。これでまた鳴りださなきゃ大丈夫。

ボタンを2か所押すと、それまでの喧騒が嘘のように静まり返った。

うちにこの緊急事態を知らせに来てくれたお宅のオジサンに

近くのケーキ屋でお礼を買って報告とお礼に行く。

昔から火災報知器には手を焼かされてきた。

別の建物だけれど、大家泣かせだ。

やれやれ、一件落着と思ったが違った。

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